建築学科の十亀准教授が京都大学で特別講演を実施しました

工学部建築学科の十亀昭人准教授が6月13日に京都大学で、特別講演「宇宙建築とヒラキガミ」を実施しました。同大の宇宙総合学研究ユニットの連続セミナーの一環として、元宇宙飛行士で同ユニット特定教授の土井隆雄氏らからの依頼を受けて実施したもの。50名以上の教員、学生が参加しました。

講演では、宇宙で人が暮らすための学問である「宇宙建築」に関する概要や、十亀准教授が宇宙飛行士の山崎直子氏らと共同で実施している「宇宙建築賞」について説明を行いました。また、宇宙で構造物を作る際に広く応用できると期待されている「ソガメ折り」の特徴について紹介を行い、実際にペーパーモデルを用いながらワークショップ形式で作成を行いました。

十亀准教授は、「当日は、さまざまな学部の先生方も参加されて、多角的な視点から意見交換もできて非常に有意義でした。宇宙建築学については、国内で専門的に学べる環境は本学にしかありません。今後もこうした機会を通じて、その魅力を発信していきながら、月面での建築物実現に貢献したい」と話しています。