工学部応用化学科の秋山泰伸教授と学生が、8月4日に湘南校舎で科学実験教室「暑?い夏だからドクターアキヤマと一緒に、綺麗!冷たい!そして楽しい科学実験をして身も心もクールになろう!!」を開催しました。かながわ県民共済が実施する子育て応援講座「子育て応援!夏休み親子講座」の一講座として行われたものです。
当日は、ドクターアキヤマこと秋山教授と学生9名が、参加した小学生とその保護者ら約50名に向けて、水性ペンで描いた絵を水につけて色の変化を楽しむ「クロマトグラフィのコースター」や洗濯のりを使った「スライム」、ブルーベリージャムに含まれるアントシアニンにクエン酸や重曹を加えて起こる色彩変化といった身近な材料を用いた科学実験教室を行いました。さらに、光を分ける回折格子を使った「虹が見えるメガネ」の製作や空気砲体験も行い、それぞれの実験では、秋山教授が実験の原理やその性質を利用した商品などを紹介。最後には、液体窒素でバラやゴムボールを冷やす実験ショーも実施しました。
秋山教授は、「遠隔実施という案もありましたが、感染対策を徹底して対面で開催しました。直接触って、実際に自分でやってみることで、科学の原理を理解してもらえると考えています。科学に関心を持ってもらうだけでなく、夏休みの自由研究の参考になってもらえたらうれしい。また、学生たちも地域の子どもたちとの交流を通して、教えることの難しさや進行手順の把握など大きな学びが得られたのではないかと思います」と語りました。
参加者した小学生やその保護者からは、「学生さんがしっかりとサポートしてくれたので、安心して参加できました」「身近な材料でできる実験が多くあったので、夏休みの自由研究として活用します」といった声が聞かれました。