田頭 未希 准教授
たがしら みき
所属 健康学部
学位
博士(言語文化学)
研究分野
音声学/手話言語学/応用言語学
キーワード
#韻律 #音声 #手話 #コミュニケーション #第二言語習得
手話言語も音の要素を持っている!
音声言語と手話言語
手話言語に物理的な音はありませんが、抽象的レベルでは音声言語と同様に、発話、イントネーション、句、語レベルそれぞれで韻律(prosody)の仕組みを持っています。音声言語で音が担っている役割を、手話言語ではどのように表されるのかを明らかにしようとしています。現在では音声認識技術がさまざまな分野で応用されていますが、手話言語から音声言語やテキストへ変換され、さまざまな発信がされる未来を見てみたいと思っています。
日本手話とアメリカ手話
世界には400種類以上の手話言語があると言われています(国や地域の違いを含む)。当然、日本手話とアメリカ手話は、文法も語彙も異なります。世界的に見ると、他の手話言語と比べ、日本手話の研究はあまり進んでいるとはいえません。日本手話の構造の一端を明らかにするため、日々研究を続けています。
田頭先生が注力しているSDGs
健康学部に興味がある受験生へ
大学は学びを深められる場所です。学びたいこと、専門的なことをとことん突き詰めましょう。大学は多くの人と出会える場所です。日本各地から、世界のいろんな国から来ている人と友達になりましょう。大学は視野を広げられる場所です。これまで思いつかなかったような考え方や発想ができるように新しい体験や活動に参加しましょう。そして、大学は自分の可能性を見出す場所だと思います。自分を信じて、色々なことに挑戦してみましょう。
本研究内容に関心がある外部の方へ
産学連携により、さまざまなアイディアが融合し、誰かの役にたつ研究をしたいと考えています。