健康学部の1期生が卒業しました

2018年度に開設された健康学部健康マネジメント学科の1期生187名が、3月25日に卒業を迎えました。湘南キャンパス総合体育館で挙行された「2021年度秋学期学位授与式」に続いて6号館で開かれた本学部の式典では、指導教員らから学位記を授与、3年次生以下の後輩たちが寄付を募って用意した花束を手渡しました。

祝辞では堀真奈美学部長が入学当初の写真を振り返りながら、「4年間を振り返って、Give?与える、Take?受け取る、どちらが多かったでしょうか。社会人になって成功するのは見返りを求めず人に与えることを優先するGiverです。忙しい日々の生活の中でも、これまで受け取ってきたものを少しでも人に与えられるようになってほしい」と話し、「最後に“蒔かぬ種は生えぬ”という言葉を贈ります。全教職員が皆さんの未来に向けて種をまいてきたように、これからは皆さんが他者に希望の種をまくことで、明るい未来をつくっていけると信じています」と語りかけました。

その後は、学業成績、人物ともに優秀な学生に贈られる足利惇氏賞を受賞した小曽根瑞希さんに堀学部長から、課外活動でも活躍した学生に贈られる総長賞を受賞した河﨑拓斗さんに中野いずみ学部長補佐から賞状が送られました。小曽根さんは、「1期生として不安と期待を胸に入学したのが4年前だと思うと、本当にあっという間でした。卒業後はほかの大学の大学院に進みますが、新しい場所でも健康学部で学んだことを生かしたい。学部創設にご尽力いただいた先生方、在学中お世話になった先生方、本当にありがとうございました」と語りました。最後に入学時と同じ5号館の前で集合写真を撮影し、卒業生の門出を祝いました。