「目指せ!KENKOレンジャー!!」を開催しました

健康学部健康マネジメント学科では、10月19日に湘南キャンパスで「目指せ!KENKOレンジャー!!」を開催しました。地域連携センターによる「キャンパス大学開放事業」の一環で同日に開催された「TOKAIグローカルフェスタ2019」のプログラムとして企画したもの。学生と教員が話し合いを重ね、本学部の学びを体験してもらおうと4つのブースを用意し、すべてをクリアすると「KENKOレンジャー認定証」を授与するプログラムに、地域の子どもや保護者らが多数参加しました。

「しゃかいのKENKO」では、車イスで段差を越え、障害物をよける体験コーナーのほか、手足などに重りをつけ、視野を狭めるメガネと音を遮るヘッドホンをして杖をついて歩くコーナーを設置。「からだのKENKO」ではバランス感覚を確認する片足立ちテストを行いました。「たべかたのKENKO」では、料理のイラストを主食や主菜、副菜などに分けて貼りつけるオリジナルのランチョンマットを制作し、バランスのよい食事についてはSATシステムを用いて、学びを深めました。「こころのKENKO」では、表面に「おしゃべり」「わがまま」などネガティブな言葉、裏面には「元気があって周りを盛り上げられる」「自分の意見をはっきり言える」などポジティブな言葉の書かれたカードを使って「リフレーミング」を学んだほか、切り絵で作った紙芝居で相手の気持ちを考える大切さなどを伝えました。

「こころのKENKO」を担当した神﨑信穂さん(2年次生)は、「お母さんや友達に言われたネガティブな言葉も、ひっくり返すとプラスになるんだと気づいてくれた子や、お兄ちゃんとケンカした時に考え方を変えてみようと思ったと言ってくれる子がいて、やってよかったなと思いました」とコメント。「たべかたのKENKO」を担当した原島唯さん(同)は、「来場者の方が自身の日々の食事に何が足らないのかを考えるきっかけになったのではないかと感じています。普段、勉強していることなので説明できるだろうと思っていましたが、子どもたちにわかりやすく伝えるのは思った以上に難しい。いい勉強になりました」と話していました。

KENKOレンジャーのほかにも、生活困窮者を支援する「0円ショップ」などを展開するNPOフードバンクかながわと連携して日用品や食料品を集める「フードバンク」を実施。学生が減塩やバランスを考えて開発した「KENKO★ランチ」(500円)は用意した50食があっという間に完売するなど、人気を博していました。

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