湘南キャンパスで活動するボディビル部の川中健介選手(健康学部4年次生)が10月31日から11月6日に、スペインのサンタ?スサンナで開催されたIFBB世界ボディビル選手権大会に出場。シニアの男子クラシックフィジークの部で5位に入ったほか、21歳から23歳以下ジュニアクラスの男子クラシックフィジークの部で優勝するなど計4種目で入賞しました。
川中選手は、9月10日に栃木県総合文化センターで開催された「オールジャパン?フィットネス?チャンピオンシップス」のマスキュラーフィジーク部門で自身初の日本一に。14日には、三重県?響ホール伊勢で開催された「日本クラシックフィジーク選手権大会」でも優勝し、世界選手権への出場を決めました。今大会は、階級ごとに細かく体重制限が設けられており、川中選手は大会期間中も各クラスに最適な体をつくり上げるため、水抜きなど過酷な減量に取り組み、最大で体重を8.5kg落とすなど調整に励みました。各種目で好成績を残し、「ジュニアクラスでの優勝はもちろんうれしいですが、シニアで世界5位に入れた喜びが大きい」と声を弾ませました。
川中選手が主将を務めたボディビル部は、9月30日に埼玉県深谷市民文化会館で開催された全日本学生選手権大会フィジーク部門団体で創部初の大学日本一に輝いています。川中選手は世界選手権出場を控えていたことからサポートに回りましたが、「後輩たちの活躍が自分自身のトレーニングの励みになりました。ボディビルは個人競技ですが、周りの応援があるからこそ頑張れると再認識しました」と振り返ります。「世界選手権でbet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户の選手としての大会出場は最後になりますが、有賀誠司監督(健康学部教授)の素晴らしいアドバイスのもと、仲間たちとともに成長できた4年間でした。卒業後も競技を続けるので、やるからには世界の頂点を目指して挑戦し続けたい」と抱負を語っています。有賀監督は、「ボディビル部の前身であるバーベルクラブが21年度に創立し、23年度からボディビル部として始動しました。この間、チームの中心にいたのは常に川中選手であり、今の部員は彼を慕い、憧れて入部してきた部員ばかり。彼のチャレンジスピリットには目を見張るものがあり、部の新たな礎を築いてくれたことに心から感謝しています」と称賛し、「日本人は欧米人と比べて胸郭の厚みや鎖骨の長さなどの点でボディビル競技で不利に働くという声もあります。しかし、川中選手には世界の頂点を目指せるだけの素質があると思います」と期待を寄せています。