健康学部の学生が「伊勢原観光道灌まつり」の会場内で健康測定会を実施しました

健康学部健康マネジメント学科の学生有志が、10月6日に伊勢原市内で開かれた「第57回伊勢原観光道灌まつり」の会場内で健康測定会「からだステーション」を実施しました。本学部ではキャンパス近隣の自治体と連携し、地元住民の方を対象とした健康測定会を定期的に実施しています。今回は伊勢原中部地域包括支援センターとの共催で、道灌まつりの開催に合わせて会場内の「だいろくコミュニティ広場来るりん」で実施。2~4年次生10名が参加しました。

当日は、体組成や下肢筋力の計測、片足?両足の立ち上がりテスト、光に合わせてジャンプする全身反応の測定など6種目を用意。幅広い世代の市民約100名が訪れ、学生の指導の下さまざまな測定に取り組みました。昨年度から参加している濵田夏樹さん(4年次生)は、「測定結果や体の状態を基に、必要な運動量などをアドバイスすることもありました。年を重ねても自分の足で歩けるよう、こうしたイベントを機に運動を習慣化してもらえたらうれしい」と話します。今年度初めて参加した稲木海聖さん(同)は、「測定時にサポートが必要な方も多かったので、注意を配りながら運営に当たりました。地域の方とコミュニケーションを取る貴重な機会でもあり、楽しんで参加することができました」と振り返ります。

また、今回は社会福祉士など今冬の国家資格試験を目指す学生たちも参加。古田愛弥さん(同)は、「イベント前に資格取得に必要な実習に参加していたことから、来場者との会話や運動指導など経験を生かしてスムーズに対応することができました」とコメント。鯨井聖美さん(同)も、「体調に関する相談を受けたときは、ヒアリングの仕方など実習で学んだことを思い出しながら対応しました。4年間健康学部で学んできた知識や経験を生かす機会になったと感じます」と語ります。本イベントを担当した岡本武志准教授は、「運動、栄養、心理、福祉など、さまざまな領域を学ぶ学生たちが集まるので、一人ひとり異なるアプローチで市民と接し、これまで学んできたことをアウトプットするいい機会になっていると思います。地域からのニーズが高いイベントでもあるので、3年次生以下の学生にもどんどん参加してもらいたい」と話しています。