健康マネジメント学科の妻鹿教授ゼミが世代間交流イベントに協力しました

健康学部健康マネジメント学科の妻鹿ふみ子教授とゼミ生たちが11月9日に、神奈川県秦野市の広畑ふれあいプラザで開催された世代間交流イベント「カムカムひろはたフェスタ」に協力。パラリンピック種目の一つである「ボッチャ」の体験ブースを運営し、高齢者や親子連れら多数が来場しました。

ボッチャは2チームに分かれ、的に向かって交互に球を投げて得点を競うシンプルなゲームです。妻鹿教授ゼミでは昨年度から、広畑ふれあいプラザでのデイサービスでボッチャ教室を開催してきました。毎回、多くの高齢者が参加して盛り上がることから、デイサービスを運営する秦野市役所高齢介護課から今回のイベントへの協力依頼がありました。当日はゼミの4年次生5名が参加し、ルールの説明や運営をサポート。約20名が入れ替わりで参加し、30ゲームを行うなど大盛り上がりを見せました。中神晶太朗さんは、「ルールを説明するときは目線を合わせてゆっくり大きな声で話すようにしました。社会福祉士の勉強をしているので、これまで学んできたことが現場で生かせていると感じました」とコメント。山田晏さんは、「普段は高齢者の健康維持を目的にしていますが、今回は親子連れや小さい子どもも多かったので、楽しんでもらえるよう意識しました」と語りました。森岡みなみさんは、「今回のイベントには参加できませんでしたが、世代間交流をテーマに卒論を書いているので、デイサービスでのボッチャ体験には何回も参加しています。皆さんにインタビュー調査をさせてもらい、研究にも生かせています」と話していました。

妻鹿教授は、「日中の居場所づくりとしてデイサービスの活性化に協力してほしいとの声を受けて協力し始めたのがそもそもの始まりです。デイサービスに通う人は『サービスを受けるお客さま』というイメージを持たれがちですが、ボッチャというゲームを通じて高齢者とコミュニケーションを取ることで、高齢者の一面的な捉え方を変えてほしい」と語りました。