情報通信学部通信ネットワーク工学科の宇津圭祐講師の研究室に所属する眞中絢美さん(大学院情報通信学研究科修士課程2年次生)が、NEC C&C財団「国際会議論文発表者助成金」を受け、11月22日から25日までシンガポールで開催された国際会議IEEE TENCON 2016で研究成果を発表しました。
「国際会議論文発表者助成金」は、海外で開催される国際会議で情報処理技術や通信技術、電子デバイス技術およびこれらの技術が融合した技術分野に関する論文発表などを行う大学院生に対し、会議出席のための費用が補助されるものです。眞中さんは指導教官である宇津講師からの推薦で厳格な審査を経て見事に採択を受け、IEEE TENCON 2016に出席しました。この会議は、IEEE(米国電気電子学会)がアジア太平洋地域で毎年開催している国際会議で、電気電子?情報通信に関する幅広い分野の発表が行われています。
眞中さんは「Collection of Disaster-related Information by Focusing on Twitter Posts Immediately after Retweeting Announcement Posts」のタイトルでポスター発表。災害発生時にツイッターで発信される情報の中から災害に関連する情報を効率的に収集する方法について検討した研究の成果を披露しました。また、同会議では宇津講師と通信ネットワーク工学科の石井啓之教授の研究室に所属している研究生の寺尾祐人さんも発表しました。