高輪キャンパスでは8月20日、川崎市立川崎総合科学高校の生徒を対象にキャンパスツアーと体験授業を実施しました。同高校では生徒に大学の設備や学習内容を知ってもらうことで、進学の際の参考にしようと神奈川や東京などの大学を訪問する授業を行っています。今回、同高校からの協力依頼を受けた本キャンパスでは、情報通信学部組込みソフトウェア工学科の清水尚彦教授とそのゼミ生が中心となって体験授業のプログラムを準備。1年生から3年生までの生徒17名が来校しました。
当日はまずキャンパスツアーとして、本キャンパスの職員が本学部の専門分野について説明し、バーチャルリアリティ実験室や各学科の実験室を案内。続いて、清水教授と学生による体験授業として、シューティングゲームをプログラミング指導しました。学生が事前に作成したマニュアルを配布し、パワーポイントを使って手順を説明。清水教授と学生は、生徒からの質問に答えるとともに、一人ひとりのプログラムを見てアドバイスをしました。
参加した生徒からは、「先生や学生の皆さんから熱心な指導をいただけて、時間を忘れてプログラミングに没頭することができました。より深く学びたいという気持ちが高まり、ここで学びたいという気持ちが強くなりました」といった声が聞かれました。生徒を引率した高校の教員からは、「生徒たちの集中力には驚きました。達成感と充実したさわやかな生徒たちの顔を見て、本当に参加させていただいてよかったと感じております」と話していました。清水教授は、「限られた時間ではありましたが、授業を手伝った学生たちの努力もあって、本学部の魅力を十分に伝えることができたのではないでしょうか。学生にとっても、日ごろの学びを振り返るよい機会になりました」と語りました。