大学院情報通信学研究科の新入生ガイダンスを実施しました

大学院情報通信学研究科では、4月3日に高輪キャンパスで新入生ガイダンスを実施しました。今年度は過去最多となる30名の新入生を迎え、にぎやかな幕開けとなっています。冒頭で本研究科の石井啓之研究科長(情報通信学部教授)があいさつに立ち、大学院の社会的な重要性を述べるとともに、専門分野の研究を通して創造的発想力や論理的思考力、問題解決能力、コミュニケーションとプレゼンテーション能力を養うよう語りかけました。また、「大学院で最も重要なことは研究です。自分で考え、挑み、解決し、それを世の中に問うという、研究者ならではの喜びを経験してください。大きな自信を得て社会に出てください」と話しました。

続いて、村山純一教授がICTの主要4分野(「ハードウェア」「ソフトウェア」「ネットワーク」「コンテンツ」)を横断した研究が行える高輪キャンパスの魅力や、学会発表に向けての具体的な取り組み方法などを紹介し、「将来は社会の最前線でのリーダーを目指してほしい」と呼びかけました。また、大学院においても建学の精神や“自ら考える力”“集い力”“挑み力”“成し遂げ力”の4つの力が重要であることを、本研究科で実践している研究手法と照らし合わせながら説明しました。村山教授は、「新入生の中には情報通信学部の卒業生も多くいますが、学部生時代から大学院への進学や研究活動の重要性を伝えてきました。期待に胸を膨らませつつ、それぞれの将来に思いを馳せていることと思います」と話しています。

同日午後には、在学生ガイダンスも実施し、石井研究科長と村山教授は、「残り少ない時間を有意義に活用して研究業績を高めていきましょう」と語りかけました。

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