情報理工学部情報科学科の高雄元晴教授がこのほど、日本、アメリカ、オーストラリア、インドの4カ国の協定にもとづき、科学、技術、工学、数学(STEM)分野を専攻する4カ国の優秀な学生100名に対して米国での研究を支援する奨学金「Quad Fellowship by Schmidt Futures」を運営する慈善団体Schmidt Futuresから、今年度の奨学金の審査員を委嘱されました。
高雄教授は同団体の調整の下、他の3カ国の大学教員らと協力してオンラインで多数の応募者の審査に当たりました。高雄教授は、「Quadは4カ国間の安全保障連携として知られていますが、このように次世代のSTEM分野の貢献に寄与する若者への支援の枠組みとしても機能しています。今後ますます複雑化する国際関係の中で、この奨学金を受けて科学者?技術者として成長した若者たちはお互い手を取り合い、4カ国を軸として世界の科学技術?産業の発展を牽引していくことが期待されています。審査員という立場ではありますが、この発展の一端に貢献できることは大変名誉なことです。この奨学金の選考基準は比較的厳しいのですが、この奨学金を獲得し米国の一流大学?研究機関において世界中の優秀な仲間たちと切磋琢磨できることは、自らを大きく飛躍させるチャンスになると思います。日本からの応募は多いとはいえません。ぜひbet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户の学生もチャレンジしてみてください」と語っています。