情報理工学部が11月18日に(株)小松製作所湘南工場で「企業見学会」を行いました。本学部では例年この時期に、就職活動を控えた3年次生を中心とした学生に就業意識を向上してもらおうと近隣の大企業に出向いて見学会を行っています。
今回参加した3年次生25名は担当者から企業の説明を受けたあと、建設機械の制御基板の実装工程を見学しました。本学部就職委員長の高雄元晴教授は、「同 社の心遣いで見学会の前後に若手社員と学生との懇談を企画していただき、学生たちにとって就職のみならず社会で働く意味を認識する機会となりました。鉱山 で活躍する大型ダンプトラックの無人自動運転が実用化されるなど、建設機器の未来は情報理工学部の学生たちが学ぶICTが重要なカギを握っていることがよ くわかったと思います。就職活動を始めるにあたって、今学んでいることがどのように役立てられ、自分がどのようにかかわっていけるのか、幅広い視野を持つ よう心がけるきっかけになってくれればうれしいです」と話しました。参加した学生からは、「大変勉強になりました。漠然としか感じることのできなかった就 職がより身近なものになりました。これから就職活動本番に向けて頑張っていきたいです」といった声が聞かれました。