3年次生と大学院1年次生を対象に「就活塾」を行いました

3年次生と大学院1年次生を対象に「就活塾」を行いました

情報理工学部では5月31日に湘南キャンパスで、3年次生と大学院工学研究科情報理工学専攻1年次生を対象に、就職活動に向けた対策講座「就活塾」を行い ました。本格的な就職活動シーズンを迎える前に、学生たちに自信を持って面接試験に臨むための準備をしてもらおうと、アウトソーシングサービスを提供して いるトランスコスモス株式会社の人事担当者を講師に招いて実施したものです。当日は23名が参加し、「考える力?伝える力を鍛える」をテーマに、コミュニ ケーション能力を高めるための講義やワークショップに真剣に取り組みました。

はじめに同社人事本部の名倉英紀本部長が、「経済環境が大きく変動する時代にあって、企業が求めているのは、さまざまな変化に適用できる人材です」と解 説。さらに、「企業は”採用した人材を育てる”のではなく、”主体的に行動できる人材を採用する”時代になっている」と分析しました。また、講師の丹羽洋 介アシスタントマネジャーは、「企業が重視しているスキルはコミュニケーション能力。面接では、自分の過去の経験をどのように現在に生かしているかを伝え ると同時に、それが未来の成果にどうつながっていくかを証明することが必要です」と強調しました。

続いて学生たちは「考える力」「伝える力」を養うために、同社採用担当者のサポートを受けながらワークショップに挑戦。面接官からどのような質問をされて も矛盾なく答えるために、自分の長所を見つけ、なぜそれが強みなのか、それをどのように企業の中で生かせるかを自問自答して紙に書き出すトレーニングに取 り組みました。続いて、自分の強みを相手に正しく理解してもらうための論理的で簡潔な受け答えを実践。最後にインターンシップ参加を例に、目標を設定し、 そのために何にどう取り組むかを具体的に考える実習に臨みました。

参加した学生たちは、「自分を振り返るよい機会になりました。採用担当者の方から助言をいただき、今まで気が付かなかった自分を発見することができたと思 います」「面接を受ける際のポイントがよくわかりました。自信を持って面接に臨めるよう、今日学んだトレーニングを続けていきたいと思います」「インター ンシップの重要性や目標を立てることの大切さを知ることができました」と感想を話していました。

3年次生と大学院1年次生を対象に「就活塾」を行いました