情報理工学部コンピュータ応用工学科では、秋セメスターで1年次生の必修科目「メカトロニクス実験」の授業を開講しています。本学科の基礎的な技術内容を体験するとともに、将来の実験?実習、研究活動に備えて測定機器などの取り扱いを学ぶことが目的です。授業を履修する約100名の学生たちは9班に分かれ、本学科の教員が用意した9つのテーマに、週代わりで取り組んでいます。
「マイコン実習1(ハードウェア編)」では、マイクロコンピューターの工作キットをはんだごてを使って組み立て、「同2(ソフトウェア編)」では完成したキットを使ってプログラムを学びます。このほか、パソコンで作曲を体験する「コンピュータミュージック」など、学生たちは本学科の特色を生かした多彩なテーマに取り組んでいます。
受講者からは、「パソコンをつかう実験が多いので楽しみにしています」「これからの学科の内容の初歩として、ここで学べて本当によかったです」「テーマごとにさまざまな実験の初歩を知ることができ、将来どの内容を専攻するか考えるきっかけになりました」といった声が聞かれました。
また、ティーチング?アシスタントとして授業をサポートする手塚雄大さん(大学院工学研究科1年次生)は、「1年次生は非常に熱心で、質問も多くやりがいを感じました。専門的な用語をわかりやすく伝えることは難しいのですが、このスキルは研究発表の際に生きると考えています。少しでも先生方の力になれるよう、これからも授業を通じて経験を積んでいきたい」と話しました。
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