情報理工学部情報科学科の高雄元晴教授がこのほど、国際学会「Lux Pacifica」の副会長に就任しました。この国際学会は、北アメリカ、日本、ロシアなど環太平洋地域の11カ国の照明学会の連合体で、30年以上の歴史があります。
高雄教授は11月29日にインド?コルカタで開かれた「Lux Pacifica 2015中間大会」で、副会長として所信表明。「環太平洋の国々の人口は、世界人口の半数を占めています。これらの地域には、いまだに灯油ランプで生活する人々が数多く存在する一方で、多くの電気が不適切な照明機器?環境のもとで浪費され、都市における無計画な照明設計により、景観を大きく損なうなどの問題が山積しています。これらの問題を一国の中だけで解決するのではなく、多くの国々の照明研究者?技術者が手を取り合って解決していけるようなプラットフォーム作りに励んでいきます」と決意を語りました。