工学研究科電気電子工学専攻の大学院生(大内研究室)が神奈川県ものづくり技術交流会でポスター賞を受賞しました

大学院工学研究科電気電子工学専攻1年次生で大内茂人教授(情報理工学部)の研究室に所属する今井寛人さんが、このほど10月26日から28日まで神奈川県海老名市の神奈川産業技術センターで開催された「神奈川県ものづくり技術交流会」でポスター賞を受賞しました。同交流会は、大学生らが研究成果を発表し、研究者や技術者の交流と技術連携を促す中で、新製品の開発や研究開発力の向上などにつなげることを目的に毎年開催されています。本学からは情報理工学部のほか理学部と工学部の学生、大学院生が多数参加しました。

今井さんは、「ハンドル操作によるジャイロアクチュエータを搭載した2輪車の自立走行制御」と題し、ジャイロ効果により自立走行する2輪車の遠心力をハンドル操作で制御し、長時間の走行を可能とする基礎研究の成果を発表しました。今井さんは、「まさか自分が受賞できるとは思ってもいませんでした。日ごろお世話になっている大内茂人教授や小谷斉之非常勤講師、そして一緒に研究を行っている学部生のおかげです。今後は、ジャイロアクチュエータの重心移動を可能にし、これまでより制御の精度を高くできるよう、さらに研究を進めていきます」と話しました。指導に当たった大内教授は、「今井君は毎日のように研究室に足を運び、研究に向き合っていました。課題を自分の目で確認し、解決していく日々の経験が今回の成果に繋がったのだと思います」と語りました。

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