情報理工学部コンピュータ応用工学科では、「基本情報技術者試験」の合格を目指す学科独自のサークル「基本情報倶楽部」が活動しています。5月22日には、2018年度のガイダンスを行いました。
基本情報技術者試験は、「情報処理の促進に関する法律」に基づき、経済産業省が情報処理技術者としての「知識?技術」が一定以上の水準であることを認定する国家試験で、毎年4月と10月に試験が行われています。システムエンジニアやプログラマーなどIT業界全般に必要な資格で社会的認知度も高く、就職にも有利と言えます。本倶楽部では毎週1回程度の勉強会を実施。本学科の浅川毅教授と、すでに資格を取得した学生が講師として講義や演習を行うほか、参加者からの個別の質問などにも答えています。これまで、「基本情報技術者試験」をはじめ、「応用情報技術者試験」や「ITパスポート」などの多数の情報系資格合格者を輩出してきました。
講師を担当する3年次生の室星康輔さんは、「1年次生や2年次生は、自分が何を研究したいか明確に定まっていない学生が多いと思われますが、基本情報技術者試験の勉強を通して興味のある研究や勉強したいテーマを見つけてもらいたい。将来のための一歩を踏み出すためにも、基本情報技術者試験はよいきっかけになると思います」とメッセージを送っていました。