工作ワークショップ「札幌軟石でつくろう!~大人も子どもも軟石に触れよう~」を開催しました

1月17日(土)札幌キャンパスで工作ワークショップ「札幌軟石でつくろう!~大人も子どもも軟石に触れよう~」を開催し、市民ら約85名が参加しまし た。本ワークショップは、「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」の採択を受けている本学の取り組み「To-Collaboプログラムによる全国連 動型地域連携の提案」(広域観光のデスティネーション?マネージメント)の一環として開催したものです。

当日は札幌軟石が形成されるまでの過程やこれまで北海道内でいかに活用されてきたかを解説する紙芝居「軟石とは何だ?」や辻石材工業の職人による石加工の デモンストレーションを行い、専用器具を用いた迫力ある加工に会場からは驚きの声とともに拍手が上がりました。その後、国際文化学部デザイン文化学科の学 生らやbet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户付属第四高校美術部の生徒らによる技術支援のもと、札幌軟石を用いたミニチュアアロマハウスやカレンダー、ブローチ、サインプレートなど、 自由な作品の制作?絵付を行う工作ワークショップを実施し、参加者は思い思いのデザインを作品に施しました。

ワークショップの企画?設営をしたデザイン文化学科3年次生の須永 涼さんは「子どもたちが楽しそうに札幌軟石に触れ、加工する姿を見ることができ、企画?運営側としてやりがいを感じ、嬉しく思います。このイベントがきっ かけで子どもたちがより札幌軟石に興味を持ってもらえれば光栄です」と感想を語っています。

【札幌軟石と本学デザイン文化学科について】
本学国際文化学部デザイン文化学科では、札幌市南区の石材業者である辻石材工業株式会社、および札幌軟石文化を語る会、札幌建築鑑賞会との連携に基づき、北海道の歴史的建築資材である軟石をテーマとした観光振興プロジェクト「軟石未来プロジェクト」を展開しています。
本年度は、石山緑地や辻石材の採掘場など軟石に縁の深い地を巡り、軟石文化を再発見する「軟石を探せ!バスツアー」(10月11日)、軟石を用いた建造物 がある小樽、美瑛、札幌からパネリストをお招きした公開セミナー「北海道の軟石文化 これまでとこれから」(11月16日)を開催しており、今回の工作ワークショップ「札幌軟石でつくろう!~大人も子どもも軟石に触れよう~」は、本年度の 活動の集大成として開催したものです。

工作ワークショップ「札幌軟石でつくろう!~大人も子どもも軟石に触れよう~」を開催しました

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