「グラフィックデザインB」の授業で八剣山ワイナリーのデザイン制作に取り組みました

「グラフィックデザインB」の授業で八剣山ワイナリーのデザイン制作に取り組みました

国際文化学部デザイン文化学科が開講する授業「グラフィックデザインB」では、札幌キャンパスのある札幌市南区の八剣山ワイナリーと連携して、ワイナリー 自体や商品をより魅力的にするためのデザイン制作を行ってきました。7月18日には、同社代表取締役の亀和田俊一氏を招き、学生が制作した製品の展示とプ レゼンテーションを実施しました。

「グラフィックデザインB」の授業では、地元企業や事業所、自治体、商店街と連携して、グラフィックデザイン分野で求められるコンセプトやコミュニケー ション力、表現力、発信力、デザインのスキルを高めることを目標に、地域文化の創造につながる制作活動を展開してきました。学生一人ひとりが持つ能力を伸 ばすために、ポスター、パッケージデザイン、ミニブック、キャラクターデザインなど多岐にわたって専門的な制作に取り組んでいます。

プレゼンテーションでは、商品の魅力を伝えるツール類をはじめ、消費者の購買意欲を促進するラベルやパッケージの提案、新商品の企画とそのデザイン、店舗 を魅力的に見せる案内や掲示板などのデザイン、さらにはテレビCMやWebデザインなど、学生たちが自信作の魅力を伝えようと懸命に語りました。学生たち は、「ワイナリーや商品が持つイメージを崩さないように工夫しました。納得のできです」「映像作品の取材でワイナリーを訪問し、スタッフの方たちに協力し ていただきました。クライアントがいる状況での作品制作は初めてで緊張もしましたが、求められるものをつくる作業は大変刺激がありました」などと感想を 語っていました。

授業を担当する石塚耕一教授は、「学生たちにはプレ卒業研究作品のつもりで取り組んでくださいと伝えてきました。今回提案した作品はどれも、それにふさわ しいレベルに仕上がったと思います。学生らしいアイデアを発揮できたのでは」と実感を語っています。また、亀和田氏は、「学生の皆さんの柔軟な発想が生み 出す作品はどれも素晴らしい。私たちのワインに対する思いを理解した上で、デザインに取り組んでいただけた。そのまま採用したい作品も数多くありました」 と笑顔で語りました。

「グラフィックデザインB」の授業で八剣山ワイナリーのデザイン制作に取り組みました