学生がお菓子工房「ノワ」の施設デザインを手がけました

国際文化学部デザイン文化学科の学生らが社会福祉法人札幌この実会の委託を受け、同法人の運営するお菓子工房『ノワ』の施設デザインを手がけました。『ノワ』は障がい者就労支援施設「もいわサポートセンター」に併設されており、同施設の利用者が作った焼き菓子やロールケーキの他、注文を受けてからカスタードを詰めるシュークリームやパイなどが販売さています。

学生らは田川正毅教授(国際文化学部デザイン文化学科主任)の指導のもと、福祉施設での作業の見学やヒアリングから始め、障がい者の方とのふれいあいが生まれる店内デザインを提案。さらに工事段階では現場会議にも参加し、1年余をかけて福祉施設と大学の連携に取り組みました。

3月25日にはプレオープン特別イベントとして、学生による施設関係者へのデザインプレゼンテーションを行いました。プロジェクトリーダーの五十嵐礼奈さん(デザイン文化学科3年次生)は「地域の方々がお店と繋がりを持てるよう、内装?家具全てに想いを込めました。このプロジェクトを通じて普段体験できない様々なことを学ばせていただきました。このような機会を私たちに与えてくれた全ての方々に感謝します」と語っています。

デザイン文化学科では今後ハード面だけではなく、施設での作品展示を行なうなど、さらに交流を深めていく予定です。

お菓子工房01.JPG

お菓子工房02.JPG

お菓子工房03.jpg