法職を目指す学生向けの新たな特別授業を開講しています

法学部法律学科では昨年度から、法曹をはじめ試験に法律の問題が出題される専門職(法職)を目指す学生に向けた新たな特別授業を開講しています。本学科では学生が自由に勉強に使える学習室を設置しているほか、これまで課外授業も開講し、法学検定試験の団体受験を推奨するなど法職を目指す学生のサポートに力を入れてきました。今回の授業は、法職関連の試験を念頭において、自分で各分野の勉強ができる能力を獲得できるよう、より効率的な学習をサポートすることを目的としたものです。今セメスターでは、約100名の受講希望者の中から選抜された約20名が受講しています。

授業は、法学の基礎テキストとして著名な『現代法学入門』を用いて、法学初学者向けの教育経験が豊富な教員が担当。学生たちは毎回の授業の該当部分を事前に読み込んでから授業に臨んでいます。6月8日の授業では、国家と法の関係や主権、近代憲法の特徴などについて、学生との対話を交えながら教科書にしたがって解説されていました。

受講学生からは、「法科大学院への進学を目指しているので、効果的かつスピーディーに重要な項目を学べるこの授業はとても重宝しています。また先生からは、『法学検定試験』のスタンダード(中級)コースを秋に受験するように推奨していただいています。具体的な目標が明示されていることでモチベーションも高まります」、「先生が専門的な内容をわかりやすく説明してくれるだけでなく、志を同じくしている仲間と一緒に学ぶことで集中できるし、記憶にも残りやすいように感じています。法学部にはやる気のある学生をサポートする体制が整っており、とても助かっています」といった声が聞かれました。

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