法学部法律学科ではこの春学期に、1、2年次生を対象とした「法律系公務員試験?資格試験説明会」を開催しました。本学部におけるキャリア支援の一環として企画したもので、4月25日、5月8日、9日の3回に分けて実施。計63名の学生が参加しました。
説明会では本学科の田中秀樹教授(商法)と内藤悟准教授(行政法)、総合科学技術研究所の山田繁和教授(知的財産法)が講師を務め、司法試験、司法書士、弁理士、知的財産管理技能士といった各種資格試験や各種公務員試験、法学検定、ビジネス法務検定といった各種検定試験など、法律の専門性が問われるさまざまな試験の概要を解説。それぞれの資格を取得するために必要な準備や心構え、取得後のキャリア形成について説明し、学生たちから寄せられる質問を基に活発な議論も展開しました。参加した学生からは、「今回の説明会を通して、資格取得に興味を持ちました」「多くの知見を得ることができ、有意義な説明会でした」「今回の話を聞いて試験挑戦に前向きになることができました」といった声が聞かれました。
本学部のキャリア支援実行委員会主査を務める田中教授は、「学生から資格試験に関する質問や相談が多く寄せられたことを機に、今回説明会を実施しました。想定していたより多くの学生が参加し、積極的に質問する姿勢も見られました。資格取得を考えている学生のため、今後も学部としてサポートしていきたいと思います」と語っています。