法学部では10月25日に湘南キャンパス11号館で、公務員を目指す1~3年次生を対象に「公務員面接対策講座」を開催しました。連続講座「法学部から公務員を目指そう! 公務員採用対策講座」の第5回目となる今回もTAC株式会社から講師を招き、面接対策の総論から事前準備などの講座を実施しました。
当日は約50名の学生が参加。講師が公務員試験における面接の意義と特色を説明し、「限られた面接時間に自分の考え方や熱意をアピールするためには、事前準備が欠かせません。興味や関心を持って準備していることが、面接では熱意や前向きな姿勢としてとらえられます」とアドバイスしました。
さらに、行動に現れる能力などを重視するコンピテンシー評価型面接が増えている傾向にあるため、同面接における面接官の評価方法を6項目別に具体的に解説。学生らは評価項目について考えながらテキストの空欄を埋めていきました。続いて公務員として求められる人材像についても参考例を示しながら紹介し、「2年次生はまず時間をかけて自己分析を進め、使命感まで熟考してください。3年次生は政策研究をからめながら、自分の興味や長所などを的確にアピールできる1文を準備したうえで、面接に臨んでください。『面接対策レジュメ』には主な自治体の面接試験データや先輩からのアドバイスなどが掲載されているので、ぜひ活用してください」と締めくくりました。
参加した学生は、「思った以上に面接対策の準備は大変だと思いましたが、講座を参考に始めていきたい」「まだ志望は定まっていませんが、公務員試験の特色がよく分かりました」「いただいた資料は詳しく具体的なので、実践に役立てようと思います。政策研究もしっかり行わなくてはと気を引き締めています」と感想を話しました。