法学部では、7月17日に「法学検定試験ガイダンス」を開催しました。この試験は、日弁連法務研究財団と商事法務研究会が毎年開いている法学全般に関する日本唯一の検定試験です。1年次生から2年次生が対象となるベーシック<基礎>コース、2年次生から3年次生が対象のスタンダード<中級>コース、3年次生から大学院修了者を対象としたアドバンスト<上級者>コースの3つに分かれています。昨年度は、本学部からベーシックコースに91名の学生が合格。立正大学の150名、新潟大学の94名に次いで全国で3位の好成績を残しました。また、スタンダードコースでは3年次生の安藤綾香さんが75点満点中70点と高得点を獲得し、受験した1767名中3位になっています。
ガイダンスでは、本学部で法学検定試験を担当する藤中敏弘教授が「公務員試験や各種資格試験対策の基礎固めができるだけでなく、大学で何を学んできたかを客観的に証明でき、就職活動にも役立ちます。ぜひ積極的に受験してください」と話しました。その後、法学検定試験委員会事務局の中條信義事務局長が登壇し、試験の概要を説明。「公式問題集から6、7割の問題が出題されるので、しっかり対策を練りましょう。ただし、単なる暗記ではなく、出題意図を理解することが大切です」とアドバイスを送りました。
参加した学生は、「法学検定試験の存在は知っていましたが、難しい試験だと思って受験するか迷っていました。日ごろの授業の内容を生かして問題集に取り組み、合格したい」と話していました。