文学部英語文化コミュニケーション学科では4月23日に湘南キャンパスで、文学部や大学院文学研究科を対象にした説明会「英語学習方法とTOEIC? Programの活用」を開催しました。この説明会は、本学科と文学部TOEIC実施委員会、「TOEIC? Program」を運営する一般社団法人国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)が共催したもので、IIBCの小林達也氏が講演。学生たちに英語学習の方法を伝え、意欲的に学習に取り組むきっかけにしてもらおうと初めて企画しました。
初めに本学科の保坂華子教授が、文学部が2001年から団体受験を実施している「文学部TOEIC」を紹介。「当初はTOEIC? Listening & Speaking(L&R)のみでしたが、2016年からはTOEIC ? Speakingの受験が可能になり、現在は年に2回受験することができるようになりました。説明会を通して、これまでの勉強方法を振り返ってみてください」とあいさつ。小林氏による講演では、自身の学習経験を振り返り、「まずは自分自身の『現在地』を把握することが重要なので、初めにTOEIC?を受験して自分の実力を確認しましょう。その後、テストのスコアや苦手分野を分析して、成果が見える具体的な目標を立てて学習し、またテストを受験するといった『学習のサイクル』を確立してください」と話しました。さらに、TOEIC?の概要や仕組みを紹介するとともに、L&Rのサンプル問題を解説したほか、就職活動とTOEIC?のかかわりについても話し、「人材採用でTOEIC?の結果を活用するかを企業に尋ねたアンケートでは、約8割が『はい』と答えています。例年、L&Rの受験者数が多く、Speakingも合わせて受験している人は少ないです。皆さんにはぜひSpeakingにも挑戦し、“自分は英語を話す力がある”とアピールできるようTOEIC?を活用してもらいたい」と呼びかけました。
講演の最後に設けられた質疑応答の時間では、参加者から、「TOEIC?をオンラインで受験する場合の進行方法は?」「勉強時間をどのように確保していますか?」「勉強するモチベーションを保つ方法はありますか?」といった質問が寄せられていました。