考古学専攻の「フィールドワーク実習1」が終了しました

 考古学専攻では、2024 年度春学期も例年通り、遺跡の発掘調査や測量に必要な技術を学ぶ「フィールドワーク実習1」を実施しました。これは週 2 コマの実習授業であり、本学考古学専攻の特色として長年行ってきました。授業では、測量の基礎を理解することを目指し、特に伝統的な測量機器の取り扱い方の習熟に力を入れます。実習期間の後半には、近在の北金目神社古墳を利用させてもらい、学生たちは実際に古墳の測量を体験します。

どうやって測量を進めたらいいのか???
この時期、古墳は草に覆われてます

 今年は、実習日に雨に降られる日が多く、なかなか古墳で測量する機会が得られませんでした。また、例年以上の猛暑の中での野外実習は学生諸君にとっても大変なことだったと思います。いつも以上に過酷な状況のフィールドワーク実習でしたが、7 月 19 日には無事に古墳の測量を終えることができました。

全員で測量図の確認中
班が入り乱れてます。棒のようなものは物差し(箱尺、スタッフ)です