文学部広報メディア学科の学生有志8名が「One Minute Videoコンテスト2017」の学生事務局を務め、8月27日に湘南キャンパスで開催した本審査の模様をインターネットで生中継しました。「One Minute Video」はテーマに合わせた1分間の映像制作を通して、表現力や情報を発信する力を身につけ、思い思いのメッセージを世界に発信することを目的としています。今年から「One Minute Videoコンテスト2017実行委員会」の主催で4つの大学を中心とした事務局が発足し、本学科の学生がより深く運営などに携わっています。
今回は「私が笑顔になれる瞬間」をテーマに作品を募集し、高校生から大学生?専門学生まで幅広い層から104作品が寄せられました。一次審査では、文教大情報学部情報システム学科准教授の川合康央一次審査委員長が、「独自性」や「メッセージが表現され見る人に伝わっているか」「表現技術?スキル」など6つの項目をそれぞれ5段階で評価し、本学と文教大学、駿河台大学、茨城大学からなる学生事務局の20名が、18作品を入賞作品として選抜。付属静岡翔洋高校の生徒が制作した2作品も入賞しました。27日の本審査では、日本アニメーション協会理事のこぐまあつこ氏、イギリス在住のクロスカルチャー?ホールディングス代表の松任谷愛介氏(インターネット電話「Skype」で参加)、ヤフー株式会社の渡辺淳氏、学生事務局長の熊坂勇亮さん(広報メディア学科3年次生)が審査員を務め、各自が入賞作品のなかから3作品ずつ選び、中でもよかった1作品を最終候補に推薦。審査委員長を務めた本学科の五嶋正治教授を交え、4作品から最優秀賞に田中佑介さん(文教大学)の『irregulars』、準最優秀賞にグループ「おかひの」(山吹デザイン専門学校)の『a day not KAGIKKO』が選ばれました。
実行委員会事務局長の小林和男さん(元テレビ朝日プロデューサー)は、「学生たちは普段の学びを生かし、チームワークよく運営してくれました。”笑顔”というテーマは身近で、肩ひじ張らない作品が多く、個々の目線で現代を描いていてよかったと思います」と振り返ります。学生事務局長の熊坂さんは生中継を振り返り、「イギリスにいる松任谷さんとSkype中継が、難しかった事も多くありましたが、みんなで最後まで全力で取り組んできたからこその達成感もありますし、なにより無事に終わってよかったです。今回得た経験を生かし、来年以降も後輩たちに頑張ってもらいたい」と語りました。
入賞作品及び本審査の様子は、「One Minute videoコンテスト」のホームページ(https://oneminute.jp/)で視聴可能です。ぜひご覧ください。