文学部英語文化コミュニケーション学科の卒業生で、現在本学大学院英文学専攻に在学中の竹内士瑛伊さんが、北海道大学で開催された日本言語学会第169回大会において、口頭での研究発表を行いました。
竹内さんは大学院で言語学を研究しており、学会では「疑問文断片からみる極性疑問文の選言構造について」というタイトルで発表しました。
本発表では、疑問文断片(「ユキは?」などの短く短縮された疑問文)に対して「はい」や「いいえ」といった返答ができない現象に着目し、疑問文断片や極性疑問文(Yes/No疑問文)がその背後に持つ目に見えない構造についての分析を行いました。
当日は、他分野から幅広い助言や指摘があり、活発な質疑応答を行うことができました。