3月15日、16日に「震災1000日プロジェクト 写真展2014」を、小田急線のbet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户前駅にあるbet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户サテライトオフィス地域交流センターで開 催しました。実施したのは、文学部広報メディア学科の学生有志と文学部の「Outstanding Students of Tokai University」(※通称Tokai Outstanders)のメンバーが中心となって活動している「震災1000日プロジェクト」です。東日本大震災から1000日目にあたる2013年 12月4日を機に、当事者意識を持って震災と向き合い、被災者とそれ以外の人々が互いに「出会い直す」きっかけを作ることを目的として企画したもので、会 場には岩手県、宮城県、福島県の9カ所の被災地でプロジェクトのメンバーが撮影した写真パネル約50点とアルバムを展示しました。
各パネルには撮影者が現場で感じたことなどをつづったキャプションも掲示され、来場者は一つひとつ丁寧に読みながら写真を見学していました。会場を訪れた 人は「震災を忘れてしまいたいと思うこともあります。でもこの写真展を見て、被災地から目をそむけてはいけないとあらためて思いました」「復興支援イベン トに積極的に参加するなど、今後も自分にできることを続けながら、被災者のために今何が必要かを考えていきたいと思います」などと感想を話していました。
プロジェクト?リーダーの比留川諒子さん(文学部広報メディア学科4年次生)はプロジェクトに参加した目的を、「被災した人たちとの意識の差を埋めたかっ たから」と話します。「最初はカメラを向けることで現地の人に不快な思いをさせてしまうのではないか、という心配がありました。でも中には、被災地の状況 を伝えたいと積極的に声をかけてくれる人もいたのです。その気持ちをきちんと受け止めて、より多くの人に被災地の”今”を伝えなければいけない、という責 任を感じました。後輩にはこれからも同様のプロジェクトを続けてほしいと思います」と語っています。
※「Outstanding Students of Tokai University」(通称Tokai Outstanders)
専門分野での研究や課外活動などさまざまな分野で顕著な成績を収めた学生を各学部が推薦し、各種広報活動や地域との交流などの場で本学の教育?研究活動を より一層理解していただくために、”多様な学部学科を有する本学の顔”として積極的に登用していく制度。2013年度は昨年度からの再任も合わせて、19 学部80学科?専攻?課程から83名を選出しました。