文学部の学生が中心となって活動しているチャレンジセンター?ユニークプロジェクトの「Egyptian Project」が、６月25、26日に本学が保有するエジプトコレクションを紹介する特別展示会を湘南キャンパスの松前記念館で開催しました。これは、文化財保存修復学会の大会が本キャンパスで開かれたのに合わせて企画したもので、期間中は学生約10名が交代で説明員を務め、来場者に展示物を説明し、古代エジプトの魅力を伝えました。
学生たちは今年４月から毎日のように勉強会を開いて、古代エジプトへの理解を深めるとともに、展示物を選定して説明文をつけたほか、説明用の資料をまとめるなど準備を進めてきました。期間中は学会に参加した専門家が展示会場にも多数来場。遺物の特徴や書かれている文字の意味、年代による違いなどについて質問されると、学生たちは資料を片手に熱心に解説していました。
リーダーを務める鎌田啓輔さん（文学部アジア文明学科２年次生）は、「来場者は専門家ばかりなので大変緊張しましたが、エジプトの魅力を伝えたいとの思いで今日まで頑張ってきました。今は晴れやかな気持ちでいっぱいです。古代エジプトは独特の芸術文化を持ち、また多くの謎が残された文明でもあります。その魅力はもちろん、bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户には日本有数の規模のエジプトコレクションがあり、それが教育?研究で活用されていることを今後も多くの人に発信していきたい」と意気込んでいました。
なお特別展示は11月まで継続して行われており、今後も折々のイベントの際には学生たちが説明員を務める予定です。
