文学部では12月10日に湘南キャンパスで、「TOEIC? Speaking」の団体受験を実施しました。本学部ではこれまでにも「TOEIC?」の団体受験を年1回実施しており、1、2年次生は無料で、3、4年次生でも2,000円の自己負担(過去2年間連続で受験しているか、ハイスコアの学生は無料)で受験できる制度を設けていることから、本学部生のほぼ全員が在学中に1度は受験しています。今回の取り組みは、就職活動時に英語の会話力が求められる機会が増えていることから、学生が自らの実力を客観的にアピールできるようにするために初めて導入したものです。学生の自己負担は無料で、約30名が受験しました。
担当した保坂華子准教授(英語文化コミュニケーション学科)は、「TOEIC? Speakingは、英語での自らの考えを的確に伝える能力を測るもので、会話に特化してより実践的な能力を証明できる英語検定試験です。これまでにTOEIC?を受験した学生にアンケート調査したところ、TOEIC? Speakingの受験希望者も多く、学生が能力を効果的にアピールするためにも役立つと考え導入しました。一般的にTOEIC?などの英語能力検定では高いスコアを記録するものの、会話に苦手意識を持つ人も多くいます。そうした学生には、社会で求められる英語力がどのようなものであるのか気づくチャンスにもしてほしい」と話しています。