海洋学部環境社会学科の田中博通教授が2月19日に清水キャンパスで、bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户付属小学校の6年生を対象 にした授業「海岸線後退の謎を追え」を実施しました。これは、付属小学校が「総合的な学習の時間」を利用して行っている環境教育に協力したもので、当日は 23名の児童が受講しました。
授業ではまず田中教授が、「海の波の性質と海岸侵食について」「津波の性質と被害および対策について」をテーマに講義しました。田中教授は、広い砂 浜が広がっていた三保松原の海岸線がどのような原因で侵食され、後退してきたのかを説明。今後、必要とされる対策なども紹介しました。その後、三保松原の 海岸を再現した本学部臨海実験場に移動して大型水槽(長さ22m、幅23m、深さ1.2m)を使い、実験によって波による地形の変化や海岸侵食のメカニズ ムなどを学びました。また、二次元水路(長さ38m、幅1m、深さ0.6m)に設置した津波発生装置で、津波が家屋などの構造物にどのように作用するかを 学ぶ実験も行いました。児童からは「津波の実験は面白かったけれど、実際に起こったら本当に怖いと思いました」などの感想が聞かれました。