海洋学部では2月28日に愛知県西尾市の東幡豆漁業協同組合で、「2014年度三河湾研究成果報告会」(主催:bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户海洋学部、総合地球環境学研究所エリアケイパビリティプロジェクト、東幡豆漁業協同組合、後援:西尾市、西尾市教育委員会)を開催しました。当日は、今年度に実施した西尾市沿岸に生息する貝類などの海洋生物や環境に関する調査研究の成果を報告。一般の方々や関係者など約40名が参加しました。
本研究は、海洋学部の教員と学生が中心となって、三河湾の西尾市沿岸を対象に海洋生物や環境教育に関する調査?研究を目的として、地元の西尾市などと協力し2009年度から実施しているものです。09年度から11年度までは本学総合研究機構の「プロジェクト研究」として、幡豆町の地域資源とのその活用に関するフィールド調査を実施。12年度以降は総合地球環境学研究所による「エリアケイパビリティプロジェクト」の一環として、同地域を対象に地域の各種団体と協働で海洋生物や環境教育についての調査?研究を進めています。今回の報告会では、東幡豆漁業協同組合の石川金男組合長の開会あいさつに続き、本学部の研究者5名がそれぞれの研究成果を報告しました。終了後には総合討論会を行い、参加者をまじえて活発に意見を交換。最後に総合地球環境学研究所の石川智士准教授(bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户非常勤教員)が挨拶し、閉会となりました。
当日の発表テーマは下記の通りです。
◆「堆積物の微量元素」 仁木将人准教授(環境社会学科)
◆「プランクトン」 松浦弘行准教授(水産学科)
◆「貝類の遺伝多様性」 野原健司講師(海洋生物学科)
◆「貝類の種多様性」 大貫貴清非常勤講師(水産学科)
◆「アマモ場の魚類」 吉川 尚准教授(水産学科)