海洋学部の2年次生から4年次生で構成されるオリエンテーション実行委員会が、新入生対象企画「Happiness Fantasia~開け夢の扉~」を4月11日と12日に清水キャンパスと本学の三保研修館で実施しました。この催しは、毎年、同委員会の主催で実施され、新入生に寝食をともにした企画を楽しんでもらい、大学生活をよりよい形でスタートするための支援行事です。今年度は、新入生52名と在学生23名が参加しました。
「童話」をテーマに、「Happiness Fantasia~開け夢の扉~」と題して実施された今回の企画では、同委員会の学生たちが期間中、「フック船長」や「赤ずきん」など童話の登場人物に扮装した衣装を身につけ、一人ずつ8つに分かれた新入生たちの班を担当。「美女」と「野獣」に扮した学生の司会進行で、11日の夕方から、互いに手をつなぐ「人間知恵の輪」などのゲームを楽しみました。三保研修館に宿泊した学生らは翌日、バスで富士山麓の朝霧高原にある「まかいの牧場」に移動。広大な牧場でクイズラリーをしながら親睦を深め、清水キャンパスに戻ってからもシルエットパズル「巨大タングラム」やキャンパス内の宝探しなどのゲーム大会を通して交流を深めました。
参加した新入生からは、「学科を超えて多くの新入生と親しくなれ、先輩とも知り合えた」「スタッフの先輩たちがとても頼りになり、交流を深めることができた」などの感想が寄せられました。オリエンテーション実行委員会委員長の奈良橋遥さん(環境社会学科4年次生)は、「日本中から学生が集まっている海洋学部では、一人暮らしの学生が多く入学当初は知り合いがほとんどいません。私自身も新入生のときにこの行事に参加したことで、楽しく不安のない大学生活をスタートできました。童話の登場人物に扮するアイデアやゲームは、昨年6月から委員同士で話し合いを重ねて準備してきたもの。これを機会に、新入生の皆さんにはより多くの仲間とさまざまなことにチャレンジしてほしいと思います」と話しました。