bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户大学院医学研究科ライフケアセンターでは2月27日に伊勢原市総合運動公園伊勢原市体育館で、伊勢原市役所健康管理課との協働による「健康バス測定会」を実施しました。同市内に在住する国民健康保険者の健康診断の受診を促進し、健康意識を高めてもらおうと、本学が展開する「To-Collaboプログラム※」の「市民に対する健康意識啓発」プロジェクトの一環として行ったものです。2回目となる今回は、「いきいき健康ウォーキング&測定会」として運動と併せて開催。ウォーキング参加者以外にも多数の市民が訪れ、約100名が測定を行いました。会場前の広場では、本学所有の天ぷら油で走るバス「天ちゃん号」に「健康バス」などのステッカーをつけてイベントを宣伝。体育学部と医学部、チャレンジセンター?病院ボランティアプロジェクトの学生や教員らが運営をサポートしました。
測定は、「血圧」「血管年齢」「下肢筋力」「骨量」の4項目について実施。体育学部の学生が受け付けや誘導を、医学部の学生は血圧測定を担当し、病院ボランティアプロジェクトのメンバーは下肢筋力、骨量の測定をサポートしました。終了後には健康管理課の保健師が個別相談に応じ、食事や運動についてアドバイスするとともに健康診断の大切さを訴えました。参加した市民は、「通常の健康診断では測定しない項目があったので参加しました。こうした検診を定期的に実施していただけるとありがたい」と話していました。
受け付けを担当した体育学部生涯スポーツ学科の會澤瑞穂さん(2年次生)は、「高齢者のスポーツに関心があったので参加しました。予想より多くの人が来場したので、待ち時間に退屈しないよう積極的に声をかけました。年配の方から日ごろの運動や健康管理などについて話を聞くことができたので、今後の学習や研究に生かしたい」とコメント。また、医学部医学科の大川真代さん(4年次生)は、「他学部の学生と連携して地域の人々をサポートする活動に取り組みたいと考え、参加しました。市民の皆さんの健康意識の向上に貢献できたらうれしい」と話していました。
ライフケアセンター長で「市民に対する健康意識啓発」プロジェクトの代表研究者を務める石井直明教授(医学科基礎医学系)は、「『運動をしているから元気』と思っている人が多いのですが、元気と健康は違います。ウォーキングと併せて実施することで、その違いについて理解してもらうことも今回の目的でした。今後はバスに測定機材を積んで街を循環し、健康診断を受けていない人にも気軽に受診してもらえるシステムをつくりたい」と話していました。
※「To-Collabo(トコラボ)プログラム」
文部科学省の平成25年度「地(知)の拠点整備事業」に採択されたプロジェクト。全国にキャンパスを有する本学ならではの「全国連動型地域連携活動」を柱に、地域特有の問題や共通課題を各校舎の各部、学生、研究者が共有し協力して解決策を見いだす取り組みです。