「医学部?医学部付属病院創設50周年記念式典」を挙行しました

医学部と医学部付属病院の「創設50周年記念式典」を、2月15日に伊勢原市民文化会館で挙行しました。文部科学副大臣の野中厚氏、厚生労働省医政局長の森光敬子氏をはじめ多くの来賓が臨席。学校法人bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户の松前義昭理事長(bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户学長)、病院本部の飯田政弘本部長、森正樹医学部長、渡辺雅彦病院長ら教職員に加え、医師会や近隣医療機関、関連企業関係者ら約850名が出席しました。開式前には伊勢原キャンパスで活動する学生サークル「医学部管弦楽団」が演奏を披露し、式典に花を添えました。

本学部は、学園の創立者?松前重義博士が掲げた「科学とヒューマニズムの融合」の理念のもと、人間性豊かな良医の育成を目指して1974年に創設。翌年2月に当時の最新設備を備えた付属病院を開院し、現在は、高度医療の開発?提供を行う特定機能病院、地域の中核的医療機関としてさまざまな医療を提供しています。2018年には看護学科を健康科学部から医学部に移設し、多様化する医療ニーズに対応する医師?看護師の育成を図っています。

式典では、初めに森医学部長が登壇。「医学部と医学部付属病院は、創立者をはじめ歴代の学部長、病院長の卓越した指導により発展し、卒業生は多様な分野で活躍しています。本日はこれまでの50年を振り返るとともに、これからの50年を考える機会にしていただければ幸いです」と開式の辞を述べました。式辞では、松前理事長が医学部と付属病院の創設の理念や今日までの歩みを振り返り、「本学園では創立100周年に向けて、“Think Ahead, Act for Humanity~先駆けであること~”とのメッセージを掲げています。この言葉を共通の羅針盤として、職員の皆さんと同じ目標に向かって航海を続けたいと考えています。医学部と付属病院の発展にご尽力いただいた関係者の皆さまに心からの敬意を表すると同時に、変わらぬご協力をお願いいたします」と語りました。

来賓祝辞では、医学科の同窓会である「星医会」の谷口佳浩会長が、「これまで卒業生が積み重ねてきた有形無形の財産を後輩たちにつなぐとともに、さらに魅力ある医学部を目指して活動していきます」と述べ、医学科5年次生の武田侑馬さんは、「自分たちが未来の医療を担うという責任を自覚し、先輩方が築き上げた伝統を受け継ぎながらさらに発展させ、社会に貢献できるよう努力します」と力強く宣言。4月から付属病院に勤務する看護学科4年次生の原珠希さんは、「医学部看護学科で培った知識や技術を生かし、看護師になっても学び続ける姿勢を大切にして患者さんに貢献していきます」と決意を語りました。

記念講演では、医学科卒業生で本学客員教授を務める参議院議員の自見はなこ氏が、「かけがえのない学び 私がbet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户医学部で学んだこと~人間が中心の社会であること、患者様が中心の医療であること~」をテーマに、“共感と思いやりと想像力を持つ”という本学部での学びを回想。医師?国会議員?政治家としての活動や、bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户感染症対策、子ども家庭庁の創設、医療政策、地方創成といった多様な取り組みに触れ、「人生に迷ったときに胸に響くのは、松前重義先生の“若き日に汝の思想を培え、体軀を養え、智能を磨け、希望を星につなげ”という言葉です。歴代の先生方が受け継いでくださった財産をしっかりと背負い、東海大の皆さんとともに成長していきたいと思います」と語りました。

最後に飯田本部長が、建学100周年に向けて掲げたビジョン「先駆ける医学部?付属病院」を実現するための指針と戦略を紹介。「皆さまから温かいご祝辞や励ましの言葉をいただき、未来への決意を新たにいたしました。これからも歩みを止めることなく、さらなる発展を目指してまいります。よりいっそうのご指導とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます」と結びました。

式典の次第は以下のとおりです。
○開式の辞
 森正樹医学部長
○建学の歌 斉唱
○式辞
 学校法人bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户 松前義昭理事長(bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户学長) 
○来賓祝辞
 文部科学副大臣 野中 厚氏
 厚生労働省医政局長 森光敬子氏
 神奈川県副知事 首藤健治氏(知事代理)
 伊勢原市長 萩原鉄也氏
 神奈川県医師会副会長 宮川弘一氏(会長代理)
 星医会会長 谷口佳浩氏
 医学科5年次生 武田侑馬さん
 看護学科4年次生 原 珠希さん
○祝電披露
○記念講演
 参議院議員 自見はなこ氏
○閉式の辞
 病院本部 飯田政弘本部長
司会:医学部付属病院 渡辺雅彦病院長