医学部付属病院1階の東海ホールにこのほど、クリスマスツリーを飾りました。“患者さんが季節を感じ、快適に過ごせる環境をつくりたい”との職員の提案を受けて、医学部付属病院とメディカルサイエンスカレッジオフィスの職員、伊勢原学生会のメンバーが協力し、12月6日に飾り付けを行いました。
ツリーの設置を提案した病院運営企画室の看護師?磯みどり課長は、「来院される方の癒しとなるサービスをテーマに、看護師長たちと常々、旧病院で行っていた地域社会とのふれあいを大切にするさまざまな取り組みや看護部の理念である「愛の看護」について語り合う中で、“四季を感じられるディスプレイ” を再現したいという思いのもと、職員や学生たちの理解と協力で実現しました。急性期の患者さんを受け入れる本病院の機能と患者さんの安全確保を最優先し、スペースや動線などを考慮して大きさやデザイン、飾る場所を決めました。ささやかな試みではありますが、患者さんが少しでも安らぎを感じてくださればうれしいです。これからも四季折々のディスプレイを工夫したい」と話します。
飾り付けに参加した医学部看護学科2年次生の廣瀬千鶴さんは、「ツリーのお話を聞いたときはわくわくしました。子どもから高齢の方まで来院されるので、どの高さや角度からも美しく見えるようにオーナメントの配置やバランスを考え、楽しみながら飾りました。患者さんが最初に通るエントランスに季節感を取り入れることはとても大切だと思います。入院されている患者さんと外来の患者さん、そしてご家族の方に、少しでもリラックスしていただけたらうれしく思います」と語っていました。
ツリーを目にした患者さんは、「上品できれいで、心が和みました」「病院の皆さんの温かな思いを感じました」と笑顔を見せていました。