体育学部スポーツ?レジャーマネジメント学科の学生が12月18日に平塚市役所で、「市長と語ろう!ほっとミーティング」に参加しました。キャンパスのある平塚市の落合克宏市長から「若い人の意見を政策に反映したい」という要望を受け、本学地域連携センターが協力して2016年度から実施しています。今年度は本学科の伊藤栄治教授と秋吉遼子特任助教のゼミナールに所属する3年次生13名が参加しました。
平塚市には東京五輪の開催に合わせてリトアニアの選手団が滞在することから、学生たちは「2020年東京オリンピック?パラリンピックの開催に合わせて平塚を盛り上げよう」のテーマ設定に対し、11月に市内の競技場や観光名所を巡った事前調査を踏まえて、日ごろからスポーツイベントの企画?運営を行う本学科の経験を生かしたスポーツ教室の実施や湘南キャンパスでの五輪準備委員会の立ち上げ、リトアニア選手団の協力を得たPR活動など、市民を巻き込んだシティプロモーション案を発表しました。
発表者の長崎公平さんは、「日本では今さまざまな場所で『東京五輪まであと2年』と言われていますが、開催までにどのようなプロモーションをすればいいかは自治体ごとに考える必要があります。地域住民へのアプローチや平塚市ならではのプロモーションなどを提案することで、自分自身の勉強にもなりました」と振り返ります。落合市長は、「皆さんの若い視点で着目してくれるポイントは新鮮なものが多く、とても参考になりました。市民と一緒に東京五輪を盛り上げていけるよう、今後も力を貸してもらいたい」と語りました。
また、発表後は落合市長が市長室や庁議室に学生を案内し、会議のシステムや平塚市の歴史について紹介するなど交流を深めました。