野坂教授らが協力する「嬬恋村フィットネスフェスタ」が「Sport in Lifeアワード」を受賞しました

体育学部生涯スポーツ学科の野坂俊弥教授とbet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户嬬恋高原研修センターが協力する嬬恋村でのスポーツによる健康増進事業の取り組みの中で、「スポーツのチカラで村を元気に!地域多世代交流活動『嬬恋村フィットネスフェスタ』2022」がこのほど、スポーツ庁の「第2回Sport in Lifeアワード」を受賞。3月7日に東京都内で表彰式が開かれました。

嬬恋高原キャベツが主要作物である同村では、農閑期の冬場は運動不足から体重が5~10kg増える人も少なくなく、特に男性の健康が以前から問題視されていました。コロナ禍でその問題が加速したことから、村役場に勤務する卒業生の久保宗之さん(1996年度体育学部卒)がbet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户に協力を依頼。村役場や同村観光協会などからなる実行委員会に野坂教授と嬬恋高原研修センターの谷内弘香所長、篠原和広支配人がアドバイザーとして加わり、スポーツ庁が実施する「bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户3年度スポーツ庁運動?スポーツ習慣化促進事業」にも採択。「嬬恋ウェルネスチャレンジプロジェクト」として、3年計画でさまざまな企画を実施してきました。そのうちの一つである「嬬恋村フィットネスフェスタ」は昨年5月5日と8月11日、10月10日に同村の嬬恋会館などで開催されたものです。当日は、走るために必要な下半身の筋力を30分で鍛える「ラントレ30」や親子ヨガ、腰痛予防ストレッチといったグループエクササイズと、体力測定会、かけっこ教室、幼稚園児から参加可能な50m走?立ち幅跳び?キャベツ投げの嬬恋記録を目指す「キャベリンピック2022」などの親子?子ども向けプログラムを実施しました。嬬恋ウェルネスチャレンジプロジェクトではその後、「ウェエルネスチャレンジMAP」の作成やターゲット別?目的別の11種目の教室を開講する「嬬恋ウェルネスチャレンジパーク」などを実施。2月11日には嬬恋高原研修センターサブグラウンドで雪上の運動会「嬬恋DAN! DAN! DAN!」も開催しました。

野坂教授は主に、各企画立案時に種目の安全性や実現可能性についてアドバイスしてきました。「健康づくりや運動は長く続けることが大切ですが、楽しくなければ続きません。本学科では『We know what fun is!』を教育のテーマに掲げて学生を指導しており、今回のプロジェクトもその思いを持って協力しました」と振り返ります。事業参加者に実施したアンケートでは、98.8%の人が「これからも運動?スポーツを続けたいと思う」と回答しており、週1回以上のスポーツ実施率も56.2%から78.5%に向上。「一部の人がたくさん運動するより、多くの人が少しずつ取り組む環境を目指したいと考えています。来年度は村内に運動できるサテライト拠点を作る案が出ており、今後も協力していきたい」と話しています。