政治経済学部では6月20日に湘南キャンパスで、3年次生を対象とした「政治経済学部のための! 就活スタート講座」を開催しました。本学部では、定期的に就職支援講座を開いているほか、ゼミ単位で教員による個別指導を実施するなど、学生の就職支援に力を入れています。今回は、株式会社マイナビの吉岡賢俊氏(就職情報事業本部 企画広報統括本部 横浜キャリアサポート課)を講師に招き、就職活動の現状や企業?業界について解説してもらいました。
はじめに前田成東学部長が、「皆さんはまだ、就職活動に対してイメージがわかないと思いますが、1年後にはもう内定をもらうところまでいかなくてはいけません。そう考えると、この1年がいかに重要かわかると思います。近年は、内定を複数もらう学生と1つももらえない学生と二極化しています。この講座だけで解決できることは少ないと思いますが、今日のことを忘れずに家に帰って家族や友達と話し合い、夏休みを使ってわからないことを1つずつ解決して内定を勝ち取ってください」とエールを送りました。続いてマイナビの吉岡氏が就職支援サイトや就職活動のスケジュールなどを紹介。「採用状況は昨年度並みという企業が多いのですが、”増やす”という企業は7年ぶりに下回りました。採用意欲は高いけれど、量より質を求める傾向にあります。今年度は昨年度同様、3月1日に採用情報が一斉に解禁され、6月には面接が始まるという、インターンシップを受けることを前提にスケジュールが組まれている短期決戦です。夏、秋のインターンはメリットがたくさんありますので、ぜひうまく活用してください」と説明。さらに、「企業や法人、組織にはさまざまな仕事があって、多様な人材を必要としています。採用する側は、それぞれの場所に合う人を見つけるための判断材料を求めていますから、自分の強みを理解し、業界や企業を研究してうまく売り込むことが大切です」と語り、参加した学生たちは熱心にメモを取っていました。