政治経済学部では6月11日に湘南キャンパスで、3年次生を対象とした「政治経済学部生のための就活スタート講座」を開催しました。各企業で2020年3月に卒業する学生向けのインターンシップの募集開始を前に、インターンシップに参加することの重要性や、就職活動の事前準備について学ぶことを目的に、学部独自の取り組みとして実施したもの。今回は、株式会社マイナビの吉岡賢俊氏(就職情報事業本部 企画広報統括本部 横浜キャリアサポート課)を講師に招き、多くの学生が参加しました。
講座では、政治経済学部就職委員長の藤巻裕之准教授(政治学科)が司会を務め、はじめに前田成東学部長が、「6月にはすでに多くの先輩たちが続々と内定をもらっていますが、皆さんは来年のこの時期に1社でも内定をもらっているイメージができますか? この時期に内定をもらうには、もっと前から準備をしていなければいけません。今3年次生の皆さんにとって非常に大きなポイントとなるのは、この夏のインターンシップです。多くの企業がインターンシップを実施しているので、講師の方の話をしっかりと聞き、この夏の過ごし方を自分なりに考えてみてください」と語りかけました。続いてマイナビの吉岡氏が登壇し、本学部には公務員を志望する学生が多いことから、過去に公務員となった学生の約8割が民間企業との併願で就職活動していたというデータや、エントリーする民間企業を絞り込むための判断材料を増やすために情報収集が重要だと解説。また、各自治体や企業で実施されているインターンシップの事例などを紹介し、「就職した後に『思っていた仕事と違う』というミスマッチを防ぐために、インターンシップはとても効果的です。公務員でも民間企業でも、就職活動において『知らなかった』で損をすることはたくさんあります。誰でも見られるネット上の情報だけではなく、インターンシップやOB?OG訪問をうまく活用し、今働いている人の話を聞く機会をつくりましょう」とアドバイスを送りました。