政治学科に西田竜也教授が着任しました

政治経済学部政治学科に今年度から西田竜也教授が着任しました。国際関係論や国際政治学、公共政策が専門の西田教授は「外交政策論」(春学期)や「国際政治経済論」(秋学期)の授業などを担当しています。

西田教授は7年間外務省に勤務し、発展途上国などの開発を主な目的とする政府開発援助(ODA)に携わり、在シンガポール日本大使館での勤務などを経た後、国際連合開発計画(UNDP)の職員としても北京で2年近く中国の政治や社会の統治のあり方を改革する事業に尽力してきました。その後、研究者の道に進み、昨年度まで9年間にわたり、広島市立大学国際学部で教鞭を執り、学生を連れて中国や韓国でフィールドワークや、沖縄では米軍基地を訪問するなどさまざまな教育研究活動を展開してきました。

「大学4年間をどう過ごすか? 4年の間に留学やインターン、部活など、さまざまなことに積極的にチャレンジする人もいれば、どうしたらよいかわからないまま4年間何もせずに過ごしてしまう人もいます。大学は高校とは異なり、自分から主体的に動いて自分の道を切り開いていく場所です。政治学は、自分の考え方や価値観を知るうえでとてもよいきっかけを与えてくれます。私自身も2年間アメリカ留学で国際政治を学び自分自身と人生が大きく変わったことを実感しました。これまでと違ったことをするのはとても怖く、勇気が必要です。私たちはそうした人たちを応援するためにここにいます。もし、何か新しいことにチャレンジしたくなったら、ぜひ一度研究室においでください」と語っています。

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