政治経済学部経営学科の岩谷昌樹教授のゼミが、1月30日に冬季校外学習として味の素食品株式会社高津工場(川崎市高津区)を訪問しました。岩谷教授のゼミでは年に2回のペースで実際の生産現場を見て学ぶことを目的とした校外学習を行っており、今回は2年次生から4年次生までの45名が参加しました。
高津工場は、国内カップスープ市場のトップブランドである「クノールカップスープ」を製造する主力の工場です。当日は、小袋充填包装ラインで同商品の3袋入りや8袋入りを製造されている様子を見学。学生たちは同社の製品も試食し、感想を語り合っていました。
岩谷教授は、「参加した学生たちが店頭でクノールの商品を見たときに、『この製品の製造ラインを実際に見に行ったな』と思い出せることが、学びの豊かさだと思います。また、工場見学は現地集合にしています。工場は駅から少し離れたところにあり、場所がわかりにくいところが多いので、開始時間に間に合うように余裕を持って行動することが求められることから、自主性を養う格好の機会になります。また、初めて降りる駅や街での冒険性もあります。特に今回訪れた高津工場での見学実施は3月で終了し、それ以降では川崎市川崎区に新しく建設される工場に移管されるので、現地を訪問できる貴重な機会にもなりました」と語りました。