政治経済学部と法学部では11月6日に、WEBビデオ会議システム「Zoom」を使って「自己PR作成講座~自己分析の進め方~」を開催しました。両学部の3年次生を主な対象に、就職活動の事前準備として重要な自己分析の進め方を実践的に学ぶことを目的として開いているものです。今回は就職活動支援サイト「マイナビ」を運営する株式会社マイナビの林氏が、自己PRのまとめ方のコツや今後のスケジュールについて講演しました。
林氏ははじめに、自己PRの土台を固めることで秋冬のインターンシップや就職活動本番で活用できることを紹介。「こんな自己PRが内定につながるという正解はありません。ほかの人との差別化を図るためには、『私は〇〇な人間です』と相手が納得できる根拠が必要です。面接で自己PRや学生時代に力を入れたことを聞かれますが、企業はあなたがどんな人間なのかを知りたいのであって、出来事を説明するだけでは伝わりません。等身大の自分を、自分の言葉で表現しましょう」と学生たちに語りかけました。
続いて「学生生活の中で印象に残っている経験のタイトル」「その経験の中で『自分が』力を入れて取り組んだこと」「なぜそうしたのか(行動の理由)」「このような行動?考え方をする人の特徴」を書き出す自己PRの土台作成ワークを実施。林氏は、「『自分の特徴は〇〇です』とアピールしたい結論を最初に書き、経験やエピソードを交え、最後に仕事でこんな風に生かしていきたいとまとめるとよいと思います。人に伝わる文章にするためには、多くの人の目に触れる必要があります。自分で読み返して誤字脱字を確認し、自己完結しないように家族や友人、大学のキャリア就職センターの方々に読んでもらうのもいいでしょう。自分自身のことを振り返り、興味や価値観、能力、特徴を整理することも大切です」とアドバイスを送りました。
その後は、マイナビのアプリの使い方や、就職活動の今後のスケジュール、両学部の学生が多くインターンシップにエントリーしている企業、各業界の採用動向などを紹介。「納得の進路を実現するために頑張ってください」とエールを送り、チャット機能で学生たちから寄せられた質問にも答えました。