政治経済学部?経済学科のゼミ生が合同論文報告会で優秀賞を獲得しました

政治経済学部?経済学科?山本雅資ゼミの3年生が、環境経済?政策インターゼミナール(InSEP)にて優秀賞を獲得しました。InSEPは環境経済学を専門とするゼミに所属する学生が年に一度集まって共同論文を報告する機会で、今回で9回目を迎えます。

今回は5大学(青山学院大学、大阪経済大学、成蹊大学、bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户、立教大学)から合計で11チーム、約60名の学生が参加しましたが、参加者の投票で決まる順位で山本ゼミは2位タイとなり、優秀賞を獲得しました。

報告した論文のタイトルは「大学におけるカーボンニュートラルの実現の可能性」です。この研究では、文部科学省などが推進する「カーボンニュートラル達成に貢献する大学等コアリション」に参加している大学(本学も参加しています)のうち、データの取得が比較的容易であった国立大学にターゲットを絞り、その電気使用量を調査し、敷地内のうち校舎屋上など活用可能性のあるすべての場所に太陽光発電施設を設置した場合にどの程度まで再生可能エネルギーで自給自足することが可能かを比較したものです。その結果、再エネ自給率の高い大学の特徴などが明らかになったものの、自給率が100%を超える大学はごく一部であり、カーボンプライシングが現実味を増す中で大学の抱える財務リスクの大きさに警鐘を鳴らす結果となりました。

環境経済?政策インターゼミナール(InSEP)