8月29日、30日に早稲田大学にて開催された The 12th Congress of Asian Association of Environmental and Resource Economics (https://waseda2023.aaere.org/)において、政治経済学部経済学科の細田衛士教授が基調講演 (keynote speech)を行いました。
講演は、「Circular Economy Japan’s Experiences」と題して行われ、過去50年間にわたって、日本の廃棄物行政がどのように進化してきたか、そして国際的潮流となっているCircular Economy (循環経済)に我が国がどのように向き合っていくべきかを経済学の視点から紐解くものでした。1990年代から現在の経済産業省や環境省の政策立案に深く関わり、日本の資源循環行政に貢献してきた現場からの意見と、経済学者としてアカデミアからの視点が融合した講演に、これから資源循環の問題に積極的に取り組んでいく必要のあるアジア諸外国からの研究者を中心に多くの質問があり、盛況のうちに幕を閉じました。