学生が「レジャー?レクリエーション実習(冬季)」で4泊5日の合宿を行いました

観光学部観光学科の遠藤晃弘講師による授業「レジャー?レクリエーション実習(冬季)」の一環として2月14日から18日まで、本学科の2、3年次生27名が長野県上田市の菅平高原スキー場で4泊5日の合宿を行いました。スノーボードの歴史や理論を学び、安全に楽しむ技術を身につけるとともに、ウインターリゾート経営の現状や課題について理解を深め、スノーレジャーシーンの活性化について考えてもらおうと実施しているものです。

期間中は、遠藤講師が協力を依頼した現地のゲレンデに詳しい技術指導員6名が、参加学生5、6名に1名ずつ付いて丁寧に指導。昨年の同実習に参加したスノーボード上級者の3、4年次生の計7名もボランティアとして指導の補助にあたりました。実習では遠藤講師が過去にあった事故の事例を紹介し、注意すべきポイントを説明した後、ウインタースポーツを楽しむ人が減少している事実についてデータを示しながら紹介し、「まずは各自が雪山の魅力を知り、そのよさを人にどう伝えればゲレンデに人を呼び込めるか、実習を通じて一人ひとりに検討してほしい」と語りました。

参加した学生からは、「実習を通してウインタースポーツの楽しさや安全管理の大切さを学びました。ゲレンデはスキーやスノーボードなど、さまざまな楽しみ方をする人たちがいるので、共存の方法を考えることが重要だと気づきました。この実習で学んだことを周りに発信するなど、日本のウインタースポーツを盛り上げる方策を今後も考えていきたいです」といった声が聞かれました。

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