「はちみつの初しぼり」のイベントを行いました

代々木キャンパスの観光学部生が5月30日、キャンパス内に設置したミツバチの巣箱からはちみつを採取しました。本学部では、2015年度から東京都渋谷区内にあるビルの屋上で養蜂やはちみつ採取するとともに、環境問題に関する勉強会などに取り組む「渋谷みつばちプロジェクト」の活動に賛同。ミツバチの巣箱を設置し、学生団体のメンバーが週に1度、巣箱内のはちみつの量やミツバチのコンディションなどをチェックしてきました。

初しぼりの当日は、渋谷区立富ヶ谷保育園の園児を招待。会場は園児の安全を考慮して、巣箱から離れた4号館1階のウッドデッキに設営しました。大型のスクリーンで巣箱の様子を中継し、巣箱から蜜はちみつのつまった巣板を取り出す様子が映し出されると、園児たちからは大きな歓声が上がりました。蜂を取り除いた巣板を会場へと運ぶ間には、クイズ大会も実施。「ミツバチの寿命はどれくらい?」「ミツバチは花から蜜と同時に何を運ぶでしょうか?」といった3択問題に園児たちは元気よく答えていました。巣板が会場に届くと、学生と園児が一緒に遠心分離機を回してはちみつを採取。遠心分離機からはちみつが流れてくると、園児だけでなく会場に訪れた学生や教職員からも驚きの声が上がりました。

最後に園児たちに蜜ろうで作ったキャンドルをプレゼント。参加した学生たちは、「園児のみんなが楽しんでくれていてよかった。これからもさまざまなイベントを通じて近隣住民との交流を続けたい」と話していました。巣箱は8、9月ごろまで設置し、年間で2、3回ほどはちみつを採取する予定です。

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