観光学部観光学科の片岡勲人准教授と学生たちが、平塚市公式Instagramで飲食店などを紹介するリレー企画に参加しています。平塚市民?大学交流事業の一環で企画された「見て!来て!ひらつかフード最前線」として、片岡准教授が担当する授業「観光学実習」と「シティプロモーション演習」を履修する3、4年次生9名が協力したものです。平塚学園高等学校の生徒が2月6日(月)から19日(日)を、本学部生が20日(月)から26日(日)を担当し、平塚市公式Instagram「hiratsukagood」で約25カ所を紹介します。
片岡准教授がこれまでに同事業の一環で平塚市のマップ作りなどに協力してきた縁で、今回のデジタル媒体を活用した情報発信について協力依頼がありました。武笠朔さん(4年次生)が考えた、「ひらつかんこう」「ひらつカップル」といったInstagramのハッシュタグを作って観光客を呼び込む企画をもとに、学生たちが内容を詰めていきました。観光地など意見を出し合う中で、カフェやケーキ屋などが多い点に着目し、大学生におすすめしたいスポットを選定。イチゴ農園やスープカレー屋、ベーグル屋なども取材先に加え、それぞれ電話で交渉し、3日に分けて9カ所を訪れました。
リーダーの大沢玲未さん(3年次生)は、「最初に訪れたカフェのオーナーさんがデザインの仕事もされている方で、写真の撮り方をアドバイスしてもらいました。皿の色に合わせて商品を置く場所を考え、2枚の皿をどのバランスで置くか、自然光はどのように取り入れるかなど、その後の取材に生きることをたくさん教えてもらえてとても幸運でした」と振り返ります。渡辺舞さん(4年次生)は、「お店の雰囲気を伝えるのも大事だと思い、商品だけでなく店の外観や店内の様子、調理風景も撮影しました。文章はいかにひきつけるキーワードを入れるか考え、味や感じた印象をまとめました」とコメント。武笠さんは、「自分のアイデアが発展してこのような企画になり、とてもうれしいです」と話していました。
取材に同行した平塚市の職員からは、「私たちも知らなかった魅力を取り上げてもらい、新しい市のいいところを見つけられました」といった声が聞かれ、片岡准教授は、「学生たちは積極的に取材を進め、各地の魅力を聞き出していました。授業の課題として調べて終わりではなく、第三者に伝える経験を積み、観光にとって重要なSNSの活用について現場での実務?実学を通して学んでくれたことと思います」と話していました。
平塚市公式Instagram「hiratsukagood」
https://www.instagram.com/hiratsukagood/